【パープルレディー】歴戦の記録|後方からの末脚が魅力の中長距離馬
最新記事【南武特別回顧】7着 2021年11月21日◆小回りコースよりも、直線の長いコースのほうが持ち味である末脚が活きる◆オークス(10着)までは左回りの新潟、東京コースの2000m、2400mを狙って使われていた◆主な戦績:ゆりかもめ賞(3歳1勝クラス)1着
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2021年
【南武特別回顧】7着 11月21日
2021年11月21日(日)東京10R 南武特別(3歳以上2勝クラス)芝2400m 12頭 良 2枠2番 パープルレディー(牝3)柴田善臣 53キロ
前半1000mが62秒0 、後半の1000mが59秒4で先行した2頭が1着、2着という結果のレースでした
中団前目でレースをしたパープルレディーも位置取りは良かったのですが、最後伸びを欠いて失速しました
1コーナーから3コーナー手前まで掛かり気味だったことが直線の伸びに影響したように思います
次走こそ持ち味の末脚が炸裂することを期待しています
【南武特別展望】
2021年11月21日(日)東京競馬場で行われる南武特別(3歳以上2勝クラス)芝2400mに登録
東京の2400m戦
オークスでは10着でしたが、ゆりかもめ賞(3歳1勝クラス)で勝っている舞台
9月11日の紫苑ステークス以来、約1か月半ぶりの競馬
重賞では少し及びませんでしたが、2勝クラスのここでは力のあるところを見せてくれると思います
【紫苑S回顧】9着 9月11日
2021年9月11日(土)中山11R 紫苑ステークス(G3)芝2000m 18頭 良 4枠7番 パープルレディー(牝3)田辺裕信 54キロ
控えて後方3番手から
初の右回りは問題ありませんでした
小回りコースよりも、やはり直線の長いコースのほうがこの馬の持ち味である末脚を活かせそうです
今回も直線に賭けた乗り方で、つめてはきましたが届きませんでした
上り3ハロン33秒6で伸びてきているので悲観する内容ではありませんでした
次戦、直線の長いコースなら良い結果が期待できると思います
【紫苑S展望】
2021年9月11日(土)中山競馬場で行われる紫苑ステークス(G3)芝2000mに登録
オークス以来3か月半ぶりのレースとなります
これまでオークスを意識したかのような使われ方をしてきましたので、右回りコース、小回りコースともに初めてとなります
末脚を活かすタイプなので直線の短い中山、さらに開幕週で前残りの可能性もあるので苦戦が予想されます
その反面、新たな一面が出て好走することを期待しています
秋華賞出走は収得賞金的に厳しいので、優先出走権(3着まで)を手にしてほしいところです
【オークス回顧】10着 5月23日
2021年5月23日(日)東京11R オークス(G1)芝2400m 18頭 良 2枠3番 パープルレディー(牝3)田辺裕信 55キロ
登録時点では5分の4の抽選待ちでしたが、ホウオウイクセルが回避したため抽選なしで出走できました
レースは好スタートから一旦控えて後方のラチ沿いを追走
内枠だったこともあり道中はロスなく、折り合い良く運べていました
直線では追い出しを待って、馬場の2分どころを通り右に左に進路を探して少しもたつきましたが、前が開けた残り200mからはグーンと伸びてきました
すんなりさばけていたらもっと良い着順だったと思います
手前変えについては、映像では少し分かりづらいのですが、200m標識を過ぎたところで左手前に変え、そのあと数完歩走った後すぐに右手前に戻しているようです
前走のフローラステークスはリズムを崩すようなところがあったので、オークスでの巻き返しに期待していましたが少し及びませんでした
現状は後方から末脚を活かす戦法が良いと思っていましたので、この馬らしい競馬はできたと思います
これまでオークスを意識したかのように左回りの新潟、東京コースの2000m、2400mを狙って使われていましたので、今後も中長距離路線での活躍が期待できそうです
【オークス展望】
2021年5月23日(日)東京競馬場で行われるオークス(G1)芝2400mに登録
前走のフローラステークスは6着でしたが、スタート後すぐの2コーナー出口でユーバーレーベンが外にふくらんで、パープルレディーの鼻先をかすめるように進路を取ったことでリズムを崩したように思います
それがなければ2着には来ていたと推測しています
過去のレースから考えますと、現状は後方から末脚を活かす戦法が良いように思います
直線で、1回か2回手前を変えることによって伸びてくるという特長があります
これまでオークスを意識したかのように、左回りの新潟、東京コースの2000m、2400mを狙って使われています
5分の4の抽選待ちではありますが出走できれば巻き返しが期待できると思います
【フローラS回顧】6着 4月25日
2021年4月25日(日)東京11R フローラステークス(G2)芝2000m 17頭 良 5枠9番 パープルレディー(牝3)田辺裕信 54キロ
2コーナー出口でユーバーレーベンが外にふくらんで、パープルレディーの鼻先をかすめるように進路を取りました
JRA発表の“競争中の出来事等”には載らない程度の事象ではありましたが、このことによってリズムが崩れたように思われます
ユーバーレーベンの鞍上M.デムーロ騎手も後方を振り返っているように多少強引に割り込んだように見えます
パープルレディーは向こう正面で掛かっていましたので、もしその事象がなければユーバーレーベンがいた位置が取れて掛からなかったかもしれません
ユーバーレーベンがハナ差の3着に入りましたので、その位置取りができていればパープルレディーはもっと良い成績だったと思います
道中は中団の後方を追走し、直線を向いて右手前に変え、いつもなら直線の真ん中過ぎくらいで左手前に変えてもうひと伸びするのですが、このレースではすでに大勢が決したゴール前50mくらいで左手前に変えたのであまり伸びませんでした
これまでオークスを意識したかのように、左回りの新潟、東京コースの2000m、2400mを狙って使われていますのでオークスでの巻き返しに期待したいです
収得賞金が900万円なのでオークス出走は他馬の状況次第ですが出走できることを願っています
【フローラS展望】
東京で行われるフローラステークス(G2)芝2000mに登録しています
これまで左回りで長い直線の新潟と東京だけしか走っていません
距離も2000mと2400mだけなのでオークスを意識したような使われかたをしています
過去の出走レースを振り返ってみます
新馬戦:(2着)もっさりとしたスタートで1馬身ほど出遅れて後方待機策。4コーナーで不利あり(それほど影響はないように見えた)。直線向いて右手前に変えて残り150mで左手前に変えてもう一度伸びた。大外を通りメンバー最速の上り3ハロン35秒3。
2戦目の未勝利戦:(3着)スタートで1馬身ほど出遅れて最後方追走。直線大外に持ち出して250mから新馬戦と同じく左手前に変えてメンバー最速の33秒6で伸びてきたがわずかに(アタマ+アタマ差)届かず3着。前半1000m62秒6、後半1000m59秒5のスローペースの前残りの展開のなか唯一後方から伸びてきており能力の片鱗を見せた。
3戦目の未勝利戦:(1着)スタートでやや出遅れたが行き脚ついて先行策。道中も行きっぷりが良く武豊騎手が押さえ加減で4コーナーでは手応え十分。直線は内を突いて、残り200mで左手前に変えもう一伸びして快勝(ゴール直前右手前に変えていた)
4戦目のゆりかもめ賞:(1着)スタート五分から控えて最後方追走。残り300mくらいで左手前、残り150mくらいで右手前と変えていたが、変えることによって伸びる馬のようだ。前半1000m61秒8、後半1000m60秒0。
現状は後方から末脚を活かす戦法が良いように思います
最後に、個人的な感想ですが左手前で走っている時の、左前肢を高く上げる姿がとても美しいと感じます
プロフィール
父:ディープインパクト
母:メリッサ(母の父:ホワイトマズル)
性別:牝
生年月日:2018年2月10日
毛色:鹿毛
馬主:井山登
調教師:奥村武(美浦)
生産牧場:岡田スタッド
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